新卒でグラフィックデザイナー就職は難しい?専門卒がやってきた攻略法

グラフィックデザイナーと聞くと、「才能がないとなれない」「一握りの人しかなれない」というイメージがあるかもしれません。

それは2割当たり、8割ハズレです。笑

私の場合は、デザイナーよりも営業や事務で内定を取る方が難しいと思います。でも、おそらく殆どの大学生はその逆です。

というわけで、「グラフィックデザイナーに就職するのは難しい」はある人にとっては事実ですが、またある人にとっては間違いです。

私はデザイン専門学校を卒業後、一般企業でグラフィックデザイナーをやってました。どうやって就活を乗り切ったのか、デザイナーになるのは難しいのか、書いていこうと思います!

グラフィックデザイナーに才能は必要か

「なりたい」と思う時点で才能ゼロではない

これは自論ですが、「グラフィックデザイナーになりたい」と思う時点で才能があると思います。

流石に「グラフィックデザイナーは何をやる職業か」は知っている前提ですが(「チラシを作る」くらいの知識でOKです)、志望している時点でチラシなりポスターなりに美的感覚を抱いているわけで、そこには最低限の才能がないと気付かないと思うのです。

そういうわけで、「才能がないとなれない」はある意味正しいですが、実際に目指している人はほぼ才能がある…ということで、実質間違いだと思います。

デザインは「設計」なのですが、その設計能力は学習で鍛えられます。アートとはかなり違うので、よっぽど適性が壊滅的でなければ努力でなれる職業だと思います。

例えば私は運動音痴の極みなので、今までの人生で一度も「スポーツ選手になりたい」と思ったことがありません。

基本的に、子供の頃に絵を褒められたとかで「自分にもできるんじゃないか」と思うから目指すんですよね。

「グラフィックデザイナーになりたい!」と、その職業を全然知らない親に言ったら「才能がないとなれないんだから」と言われるかもしれません。しかしそれは、運動音痴の私がスポーツ選手になるようなことをイメージしているからです。

自分は、絶対無理なものになろうとしているんじゃなくて、なれそうだからなろうとしている。かっこいいからではなく、できそうだから目指している、と言えるなら大丈夫だと思います。

「センス」は知識と経験

使い古された言葉ですが、「センス」とは知識と経験で培われるものだと感じます。

私が通っていた専門学校で、「最初からデザインがうまかった」生徒が複数人いたのですが、彼ら彼女らは例外なく絵を描いていたり、またはファッションが好きだったりしました。

つまりグラフィックデザイン以外の分野で色彩感覚やバランス感覚が鍛えられていたから、「最初からうまい」ことになったわけですね。才能が全部やったわけじゃないんです。

そういうわけで、「絵なんか小学生の頃に描いてたきりだよ」「ファッションには興味ないよ」という人でも、逆に言えば知識と経験を積めばデザイナーになれるんです。入学してからでも、みっちりやれば間に合います(ササっとやったら間に合わないです)。

さて、前提はこのへんにして、私のやってきた就活攻略法を書いていこうと思います!

グラフィックデザイナーの就活攻略法

就職課に行け!!

いきなりですがコレが一番大事です。

え?いきなりそっち?

…と思うかもしれませんが、まず「就職課」とか「就活」に対する怖いイメージを減らすことが大事です。それには就職課に行って、求人票を実際に眺めることが一番手っ取り早い!!

入学して、ひと段落したらすぐ行きましょう。私は4月のうちに顔を出しました。本当は夏休みくらいまでで十分なんですが、「夏休みまでに行きましょう」と言ったら年が明けてから行く人が多いので早め設定です。

「就職課の先生って、思ったよりちゃんと話を聞いてくれるんだな!」「あれ?この会社なら自分でも入れそうじゃないか?!」など大丈夫そうな感覚を初年度から育てておくと、就活が断然楽になります。

就活年次になってもビビったままだと、就活のストレス×就活が何なのか知らないストレスの二重苦になってしまいます。なので「新入学でまだまだ就活は先だなあ」と余裕があるうちに就職課に行っておくのが良いです。

先生に相談せよ!!

これは予想の範囲だと思いますが、担任の先生や就職課の先生に相談してください。まったくしない人が多いので、1回するだけでも先生からの印象が「やる気あるな!」に変わります。

「意識高い系とか、きっつ〜」と思うかもしれません。恥ずかしければ皆のいないところで相談しましょう。話を聞くだけでも「自分は本当に就活をするんだなあ」という意識に変わって、これがめちゃめちゃ大事です。

相談すると先輩たちの情報や今年の動向など、具体的な情報が一気に得られますし、印象が良くなると向こうから求人票を紹介してくれたりします。つまり情報アドバンテージがすごいです。

就活の話をクラスの中ですると「意識高いねw」みたいに言われがちなので、誰もそんな話は始めません。こういった情報は自分から仕入れに行くしかないんです。待ってても友人がベラベラ教えてくれたりはしません。

自己分析に時間をかけすぎるな!

就活の自己分析は履歴書と面接で筋を通すためのものであって、「本当の自分を見つける」作業ではありません。就活の自己分析なんかで「本当の自分」が分かったら困ります。笑

実際、就活時の私の自己分析は「いろいろな視点から物事を見て、論理的に考えられます」でしたが、今書くとしたら「真面目で素直とよく言われます。仕事の速さに定評があります」か「冷静沈着だとよく言われます。いつも落ち着いているのでリーダーを任されることが多いです」にします。

新卒的には前者の方が好感度は高いです。両方取り入れるとゴチャゴチャするので、雰囲気が似ているものをセットにします。

当時の文がすごく間違っているわけではないですが、考えすぎて分かりにくくなっています。人から言われる褒め言葉をそのまま「言われます」と書けばいいのであって、そこで本質を掴もうとか、自分という人間を一言で言い表そうとするのはズレています。

これ、案外誰もうまく指摘できなかったことだと感じます。私の履歴書を先生に見てもらって「なんだか分かりづらいな」という表情になったのは分かったんですが、そこから先を言語化できなかったようで、先生もインターネットも誰も教えてくれませんでした。

「真面目だね」と言われたら「真面目です」、「優しい」と言われていれば「優しいです」と書いてみる。それで先生に見せて、言い回しをいじればいいです。素晴らしい文章を作ろうとするのは、正直時間の無駄だったように思います。

とはいえ、人生に「無駄」なんて無いんだわ。

良き友人を作れ!

ある意味これが一番難しいのですが、良い友人がいると精神的に非常に安定します。

「良い友人」とは、「次に受ける会社はこんな会社なんだけど、作品の並べ順を考えるのを手伝ってくれるかい?」「今日の面接でこんな失敗をしちゃったんだ。大丈夫だろうか…」というような、等身大の相談を真正面からできる友人です。意識が高かろうが低かろうが、お互いにちゃんと話が聞ける仲です。

意識が高い・低いで笑ってきたりするのは違いますし、間違っても誰かの悪口で盛り上がったり、片方が暴言を吐いてもう片方が我慢するというような仲ではないです。

私と“最高な友人”は、「ドトールコーヒーで語る会」を月一ペースでやってました。就活のこと、個人的なこと、なんでも何時間でも話しました。

おわりに

情報を制することが就職への近道だと思います。ということで、この記事を読んでくれた皆さんは一歩リードですよ。

とりあえず、入学したらすぐ就職課、なのね。

そう!それが一番言いたかったの!

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