性別違和・Xジェンダーってどんな感じ?FTX当事者が語る!

みなさん!!早速いきますよ!!!

わ、わ、なんだ?!珍しくすごい勢い!!

このテーマはね!!必死なんで!!語気が激しくなりがちなんだァーー!!

語気が激しいっていうか、テンションおかしくなってるわよ。

※自分が何の性別かという感覚は、個人差が非常に大きいです。私はFTX無性ですが、同じFTXでもかなり違う感覚の人もいるでしょう。

何かがイヤだけど、何がイヤなのか分からなかった

この感覚(性自認)自体は、物心ついた時からずっと変わっていません。

FTXやFTM、性同一性障害、性別違和といった言葉を知ったのは高校一年生の時でしたが、その10年以上前から同じ感覚で過ごしてきています。

ただ、自分がそうであると理解するまで、幼稚園の頃から常に「何かがイヤだけど、何がイヤなのかわからない」と思い続けていました。

この「何がイヤなのか分からないけど毎日苦しい」というのが私を追い詰めたことは確実で、間違いなく16歳でうつ病になった原因の一つだったと感じます。

性同一性障害という言葉を初めて知った、当時16歳で療養中の私は

あ、自分これだわ(納得)

…と、全身で理解はしたのですが

でも「絶対男!」って感じではないんだよな。

中二病かもしれないから、20歳になるまでは様子を見よう

…という感じで、病院に行ったりするのは保留にしました。

中二病の人が「中二病かもしれない」とは思わないだろと思うのですが、まあ一歩違えば人生がガラリと変わる選択なので仕方ないね。

男女で分けられる度に強烈な違和感が…

「自分は本当は絶対男なのに」という感じではなく、違和感というか、はみ出し感というか、男女という枠にぶつかって落ち着かない感じがします。

「私は女です」だと無理に主張しすぎな感じがするし、「僕は男です」も言い過ぎ感がある。でも「男女」という枠に入らなければならない時があって、その時は身体に合わせて女性と名乗るのですが、やっぱり女装させられているような感覚になるのです。スパイとして女性枠に侵入しているような感じでもあります。

高校までは何かあるとすぐ男女で分けるので、毎日疲弊していました。

まず、制服がすごくしんどかったですね。

就活スーツもですが、全身で「私は女性です!」と主張しているような感じがして、それは自分の気持ちと反するので、常に嘘をついてるような感じで精神的に非常にまずかったです。

「じゃあ男子制服にしてもらえば」となるかもしれませんが、

女子ではないので男子制服で登校したいんですが…

女子じゃないなら、本当は男子なんだね!これからは男子扱いにすればいいのかな?

いや、男子でもないんですよ。

…???

…となるのは目に見えています(しかも当時はLGBTの認知自体が低かった)。

社会人になっても「女性としての立ち居振る舞いへの期待」みたいなのがあるので、厳しいものがあります。

ゴールがないから「治療」のしようがない!

そんな感じだったのですが、何年か前に性同一性障害の「治療」をする病院に行ってみました。

「治療」という言い方が合っているかは微妙ですが、性自認に身体の形を合わせることを「治療」と呼んでおきます。

で、相談がてらという感じで病院の先生に話をしてみたのですが

わかりました。…で、あなたは具体的にどうしてほしいの?

!!!

(具体的にって…「無性」という身体の形が無いじゃん?!)

具体的に何をしてほしいか分からないと、施しようがありませんので…

「そりゃそうだ」という感じですが、そうなんです。

Xジェンダーには明確なゴールが存在しないので、病院に行っても何もしようがなかったわけです。

結局、それ以来ジェンダークリニックには行っていません。

具体的に「身体がこうなるように薬を出してください、こういう形になるように手術がしたいんです」と言えなければ、お医者さんは困ってしまいます。しかも性転換手術をするためには「身体と反対の性自認である」という診断が必要です。私の自認は「無性」なので、ここもクリアできません。

いわゆる「困り感」はあるのに対処方法がない。自我に関わる問題ですから「心が女性になれば解決じゃん」というわけにはいかず、宙ぶらりんです。

「困ったよー」と言うくらいしかできずに無力感があるので、このテーマはテンションが乱れるんですね。。。

もし世界がアメリカと中国だけだったら、日本人は何と自己紹介すればいい?

Xジェンダーの状況を例えると、「もし明日から世界がアメリカと中国だけになったら」という感じがわかりやすいかと思います。

アメリカ人と中国人はそのまま「アイアムアメリカン」と言えばいいんですが、明日から急に世界が二つの国になったとしたら、日本人はすぐ「私は中国人です」と言えるでしょうか?

たぶん、引っかかりというか違和感が出ると思います。「中国…ではないんだけどなあ…。でも一応そういうことになってるから、合わせとかないとな」という感覚です。

公共トイレにアメリカと中国の国旗が貼られているところを想像してください。あなたは中国のドアに入ることになっていますが、本当は国旗で分けないようにしてほしいでしょう。でもそれは多くの場合、合理的な理由があってできないことになっています。

Xジェンダーの違和感はかなりそれに近いです。というか、私の場合はほぼ同じ違和感です。

おわりに

ぜぇぜぇ…なんとなくXジェンダーの感覚、想像していただけたでしょうかっ

困るだけ困らせておいて、解決方法がないっていうのが難しいわねー。

こりゃもう持病みたいなもんだと思って、付き合っていくしかないのかぁ…?

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